新たな富裕層「シン富裕層」とは
資産10億~20億円程度の「シン富裕層」と呼ばれる人たちが存在感を高めています。
これまでの富裕層とは違い、服装などからリッチ感がないので、その辺にいる学生と見分けがつきません。
そして、決断が早く海外移住であってもサッサと決めてしまうそうです。
シン富裕層の特徴
高級時計やオーダースーツに、高級時計と少し前であれば一点豪華主義で見分けがつけられたかもしれません。
しかし、シン富裕層はビジネスマンどころか、その辺にいる学生のようで、すれ違ってもリッチ感のオーラがゼロといってもいいでしょう。
見た目と同様に暮らしぶりも派手なタイプは少ないので、昔ながらの金持ちのイメージがないのがシン富裕層の特徴といえます。
数億から数十億円の資産を持ちながら、ラフな格好に口調で、人生において重要なはずの海外移住もふらっと決めてしまうのです。
ある意味、世捨て人のようにも見えます。しかし、海外移住については国内の有事に備えるためという意味もあるようです。
シン富裕層はどうやって富裕層になったのか
シン富裕層は不動産や非公開株式、暗号資産にFXなどの時価総額など純金融資産保有額に含まれない資産を持っています。
それらを含んだ資産額で考えるとシン富裕層のボリュームゾーンは10億円から20億円くらい持っているといわれています。
中でもネット情報ビジネス型といわれる、インターネットを活用し株式投資や情報商材、動画配信など新しい分野でいち早く稼いできたという人たちです。
決断が速く、情報入手にお金をかける、ビジネスを一人もしくは少数で行い、外注をうまく活用するため、フットワークが軽いといった特徴があります。
大抵の人は、「お金持ちになりたい」と漠然に思うものです。また、資産形成術に関する情報で溢れています。
実際に実行してみて、お金持ちになれたシン富裕層となれなかった人とはどう違うのでしょうか。
まず、先にも挙げたようにシン富裕層たちはほとんどが一人で始めています。一人ひとりが個人でがんばり、資産を築いてきたというタイプが多いのです。
ただ、実際に成功し始めると、その資産を目当てに集まる人がいて、さまざまな情報も入ってくるため、決断力とスピードが重要になってきます。
大きな決断を素早く決めて成功しているので、即決に価値があると思っているのです。
そのため、海外移住も即断即決なのでしょう。そういう意味ではシン富裕層には研ぎ澄まされた直感を持つ人が多く見られます。